久しぶりの古本まつり

今週の定休日には神田神保町で行われている古本まつりに行ってみた。ここ何年かは出掛けなかったが久しぶりに覗いてみた。これだけ古書店が集まっているのも凄い所だが街頭に多くの本が並んでいるのも珍しいだろう。久しぶりなので少し街頭の本を覗いていたがあまりの数が多く並んでいるので疲れてしまった。最近は本が売れないと言われるがそれでも多くの人が出ていた。見る限りそんなに何冊もの本を抱えている人はいなかったのでやはり売る方としては厳しいということなのだろうか。以前と同じでやはり本を見るのに疲れてしまうので結局店の中の本を見ることになってしまった。古書店街なのに新刊書店で多くの本を買ってしまった。大きな書店があるからというのもあるが残念なことに地域の書店には並んでいない本が何冊も置いてあるのだ。基本的には書店ではどこでも同じ本が買える筈なのに地方の書店では欲しい本が買えない状況が続いているのだ。東京に通勤していた頃にはどこでも本が買えたのに地方にいてあまり遠出をしないと欲しい本は注文しないと買えないのだ。本が売れないと嘆くより近くの書店で本が買える状態をつくってもらいたいと思う。神田は古書店が多すぎてぶらぶらと本を選んで歩くには少し遠すぎる。帰りの時間を気にしながら目当ての店を調べて寄ってくるしかない。久しぶりの古本まつりだったが結局よく行く店に寄っていつもと同じような本を買って帰ってくるという結果になってしまった。