社会的事業と新公共スタイル再び

やっと読み終えたという感じである。家に持ち帰って少しずつ読んでいたのだがかなり苦しんでしまった。400ページを超えるほんなので一気読みという訳にはいかなかったのだ。だが読むたびに同じところを読んでいるような気がして悩んでしまった。高齢者だけを採用している会社の話である。ドキュメント映画も作られたそうで100歳を超える人も働いている。年金生活者をパートで雇用しているので社会保険などはないが自由労働で好きな時間だけ働いている。著者はそこで実際に働いて取材をしてこの会社を紹介しているのだ。当然一部には労働者を搾取しているという評価もあるのだが従業員はそれなりに働くことで社会とつながっているという思いがある。実体験でもそんな会社にいたこともあるので興味をもって読んでみたのだが苦しんでしまった。だがこのテーマはもう少し読んでみたいと思っている。「高齢者が働くということ」ケイトリン・リンチ(ダイヤモンド社)