すごいパワー

昨日知り合いのツイッターを見ていたら漫画雑誌に好きな漫画家の作品が掲載されていることに気が付いた。早速帰りがけにコンビニで買おうと思ったら何と売っていない。売り切れたのかと思ってもう一軒寄ってみたがやはりなかった。仕方なくスーパー内の書店に行くが無い。まだ並んでいないのか売り切れたのか分からないが諦めて家の近くのコンビニに寄ってみた。するとそこにはしっかりと二冊あるではないか。店に寄って新聞や雑誌の配本が違うのかも知れないが取り敢えず変えたので良かった。しかし何とその作品は集中連載第二話であった。そろそろ作品が掲載されるのではないかと思って実は定期的にチェックしていたのだ。それなのにすでに昨年の内に第一話が掲載されていたことになる。全く気が付かなかったのが残念だ。また何か考えてその雑誌を探さなければならない。全く偶然に作家の特集本を最近再度読み直していた。私生活をあまり感じさせない人なのだがとにかく寡作なので逸次回作が読めるのか分からない。その本の中の文章でそろそろ発表されるのではないかと想像していたのだがやはり作品を描いていたのだった。読むことができなかった第一話の内容も語られているのでストーリーはある程度分かるのだがやはり見てみたいものだ。それにしても朧げに判断できる作者のことを考えると作品に賭ける情熱は凄いと思う。すでに70歳は超えていると思うのだが作品を描くエネルギーはどこから来るのだろうかと感心してしまう。経歴を見るとマンガを描きたくて芸大を浪人して合格したのちに大学院まで生きながら本当に数少ない作品を発表し続けているのだ。加えて今描いている作品はまだ途中までしか書かれていないのだ。果たして完成するのだろうか。絵が魅力的な人なのでその画力が衰えていない事にも驚いてしまう。「鼻紙写楽」一ノ関圭(小学館)