倉庫通信

8月から小川町の倉庫に移り本の片付けをしている。当初に段ボールに詰めた本がまだ残っているのでこれを処分するのが今の仕事である。委託という形で預かっていた本などは返品の作業をしている所だ。集めた郷土関係の本はどこかに寄贈したいのだが今は図書館もあまり歓迎されないしどうしたものかと思っている。詩集なども古本屋ではあまり歓迎される本ではないのでこれも難しい。個人あてにいただいた本なども処分する訳にもいかない。死ねばゴミとして誰かが捨ててくるだろうが困ったものだ。皆さんこうして悩んだ挙句に店に持ってきたのだろうと思う。

お盆で町の中も静かな感じがする。休んでいる店もあるがコロナウイルスの影響もあるのだろう。しかしこのウイルスは強力であっという間に全世界に流行してしまった。何故こうなったのかを考えないなら強力な武器として機能した。テレビのニュースを見ているとそう感じる。こんなタイミングで店を閉めたのでコロナでは仕方ないねという反応が多かった。約二か月間で慌ただしい状態のまま動いていたが長い梅雨でイライラすることが多かった。そしてこれはまだ続いているのだ。